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España / Galicia

Bernardo Esteves

Galicia【ガリシア】州のD.O.Ribeiro【リベイロ】にて2009年に誕⽣したこのワイナリーは、元整備工だったBernardo Esteves【ベルナルド エステベス】によって誕生しました。3haの土地を70のテラスに区分けしてビオディナミで共生させる試みは、現在スペインの誰も⾏っていない100年以上昔の農法であり、「安酒」のイメージが強いRibeiroでは狂気じみた存在ともなっています。現代の生活を捨て、両親が所有する土地に戻り、先人達を敬うかの様にアナログ回帰した彼は同地の有機農法に於けるパイオニアにもなっています。Bernardoの畑は標高185m-250mに位置する複数のテラスですが、周囲の畑は殆どが耕作放棄地帯。これはヨーロッパの多くで散⾒される悲しい情景ですが、機械作業が出来ず、⽣産性の低い品種に⾒切りを付ける地主が後を絶たなかった為に引き起こされてしまった悲しい末路。Bernardo自身も手作業による限界は3haだと言っているそうです。彼が作るワインは基本赤白1種ずつ。良いビンテージ時は更に古⽊のキュヴェを各々作ります。今回のリリースである2016は赤白共に1種ずつ作られたビンテージ。共に美しく、複雑で、それでいて人懐っこくて、後を引きます。「畑仕事の結果がボトルに詰まってるだけだよ」と自分のワインを愚直に表すBernardo。彼のワインを紹介出来る事を非常に幸運に感じます。
Bernardo Estevez
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Raul Calle Viticultor


※全ての掲載ボトルはイメージです